ベビーマッサージの効果は?初めての育児で楽しむきっかけになる!

ベビーマッサージの様子

ベビーマッサージは、様々な効果が期待できますが、赤ちゃんと皮膚への刺激を通した、親子の絆づくりとなります。

 

Contents

ベビーマッサージとは

ママがおこなう、赤ちゃんへのスキンシップ。ママからの心地よいスキンシップにより、赤ちゃんは快楽物質エンドルフィンがでます。そのことにより赤ちゃんは満足感と幸福感に満たされます。またそれと同時に、マッサージをしているママにも幸せホルモンといわれるオキシトシンが出るので、赤ちゃんと同じように幸福感を感じ、ストレスが緩和されます。

家族愛と安心感に満たされた赤ちゃんは、「愛されている・守られている」という事を感じ、情緒が安定します。赤ちゃんの情緒が安定することにより、ママも初めての育児の中でも少しづつ、自信とゆとりをもてるようなっていきます。

こうしたママと赤ちゃんのスキンシップを繰り返すことにより、親子間のきずなが強くなっていきます。

 

 

ベビーマッサージの効果

では実際に、ベビーマッサージで得られる効果について書いていきます。

 

赤ちゃんの脳の発達を促し、ストレスと減らし、免疫システムが向上する

脳で最初に発達する場所は触覚をつかさどる部位と言われています。その機能は誕生時にほとんどが完成されているので、五感の中でも極めて重要度が高い感覚器官と言えます。人間の脳の発達は3歳から4歳がピークと言われています。赤ちゃんは経験の一つ一つの刺激が脳を発達させます。ベビーマッサージによる皮膚刺激が感度が高い触覚に働きかけることにより、脳の発達を促すことにつながっていきます。

赤ちゃんがリラックスすることを覚えてくれ、ストレスを解消できる

また肌への刺激は血液中のストレスホルモンを下げるため、免疫システムの機能を向上させます。ベビーマッサージを受けた赤ちゃんは刺激を受けなかった赤ちゃんよりも神経系の発達も早いという研究結果も出ています。

 

赤ちゃんの運動機能・内臓機能を高める

成長に遅れがある子供がマッサージを受けることで体重が増え、手足の運動機能の発達が見られるようになることがあるというように、適度な力や圧力を加えながらのマッサージは、筋肉の発達も促します。

また、便秘にいいと聞いてとベビーマッサージレッスンに参加されるママが多いように、皮膚刺激には消化を促進したり、神経を刺激する作用があるため、下痢や便秘解消にも効果的です。

 

母子双方のバーストラウマを癒す

現在は多くの産院で昔ながら本来の自然な出産とは違った分娩が多くなっています。そのことにより、母子共に大なり小なり心の傷を持ってしまうことがあると言われています(バーストラウマ)。私も一人目出産後までは、帝王切開で産んだことへの何とも言えない後悔が心に残っていました。

そんな傷を、ベビーマッサージを通して、赤ちゃんの身体と心を理解していく行為が、バーストラウマを解消するために有効と言われています。

 

親の精神の安定・育児への自信

赤ちゃんとの皮膚接触は、ママの身体の中で、幸せホルモンと言われるオキシトシンを分泌させ、産後の回復や精神的な安定、充足感へ繋がることが科学的に証明されています。

 

親の身体の血液循環を良くし、リラックス効果により体調を良くする

私のベビーマッサージの中には、少しだけママのストレッチになるようなものも取り入れていきます。ママの身体の循環もよくして代謝を促していきます。

 

 

ベビーマッサージから、赤ちゃんとの触れ合い方が分かる

私が初めてベビーマッサージをした時、鍼灸マッサージ師として、復職した際の+αになればいいなという気持ちでレッスンに参加しました。でもその時、「赤ちゃんとこんな風に触れ合えばいいんだ」「赤ちゃんってこんな表情もするんだ」とそれまで育児を必死にこなすだけでしたが、初めて育児が楽しいと思うことができたのです。

ぜひ多くのママに、ベビーマッサージが育児を楽しむひとつのきっかけになったらいいなという思いで、ベビーマッサージをお伝えしています。

 

ベビーマッサージはいつからいつまで

ベビーマッサージは産まれてすぐからでも行うことは可能です。ただ、産後すぐはママの身体の回復が一番ですので、産褥期が終わってからや1か月検診が終わってからの生後2か月ぐらいがおすすめです。

またいつまでできるかと聞かれることも多いですが、正直いつまで行って頂いても大丈夫です。ベビーマッサージを生後早いうちに行っていると、動くようになってきた赤ちゃんでも、マッサージ始めるよというと、ゴロンと横になってくれる子もいます。大きくなってきたら、少し形は変わってしまうかもしれませんが、保湿剤を塗りながら軽めのマッサージ、足が疲れたと言われた時のマッサージ、うんちが出ていない時にお腹のマッサージなど、長く続けることができます。

 

ベビーマッサージで使うオイル

私のレッスンで使用しているオイルはロイヤルベビーマッサージPJオイルというものです。

ベビーマッサージオイル

所属しているベビーマッサージの協会がベビーマッサージ様に開発した世界初のベビーマッサージオイルです。厚生労働省薬務課の審査済みですので安心してお使いいただけます。

ホホバオイルを使っていますが、一般に販売させているベビーオイルの半分の使用量でマッサージできるように粘性を調整されています。赤ちゃんの肌を考え、不純物は極限まで排除し、保存剤・防腐剤を一切含有していません。あまりべたつきがないところもよいです。

レッスンの際は。パッチテストをしてから使用して頂きます。もちろんご自身でオイル等をご準備頂いても大丈夫です。その際は以下のようなものをお選び下さい↓

  • 赤ちゃん用のもの
  • 酸化しずらいもの
  • 紫外線を吸収しずらいもの
  • 不純物が少ないもの

 

ベビーマッサージを行う際の注意点

ベビーマッサージはママと赤ちゃんが落ち着ける状態であれば、いつ行って頂いても大丈夫ですが、後に予定があるなどではなく、時間に余裕がある時に行うことをおすすめします。そのほかにもいくつか注意点があります。

  • 発熱時
  • 赤ちゃんが満腹、または空腹時
  • 赤ちゃんの機嫌がいつもより悪い
  • 赤ちゃんのお肌の調子が悪い
  • 予防接種後2日間

発熱時など、体調が悪いときは無理せず休みましょう。これはママの体調も一緒なので、ママも体調の良いときにしましょう。また体調だけでなく、赤ちゃんの機嫌が悪いときは無理せずまたの機会にしましょう。ママが気のりしない時も無理に行う必要はありません。
赤ちゃんは空腹のときは機嫌が悪くなりやすいので、空腹は避けて頂いて、お腹のマッサージなどもあるので、赤ちゃんは吐きやすいので、満腹の時もさけましょう。
オイルや普段お使いの保湿剤を使用していきますので、肌トラブルが心配な時も無理せずお休みしましょう。
予防接種の後は少し機嫌がわるくなったり、体調に変化が出やすいので、無理せずゆっくり過ごしつつ赤ちゃんの体調の様子を見るようにしましょう。

ベビーマッサージは毎日しなくてはいけないものではありません。ママがやってあげたいと思う時、赤ちゃんの機嫌を見ながら行うようにしましょう。

 

ベビーマッサージのやり方

ベビーマッサージのやり方ですが、股関節は曲げたままにするなど、少し注意が必要な体の部位もありますので、ぜひ一度、ベビーマッサージ教室などに参加されることをおすすめします。赤ちゃんとの触れ合い方のバリエーションが増えたり、私のレッスンでは、手遊びを先に入れますので、色々手遊びが増えてうれしいとの感想もお聞きします。

 

私が感じたベビーマッサージの効果の例

一人目の子が7,8が月くらいの時、突然夜泣きがひどくなりました。今までは夜中起きてしまっても、授乳すれば寝ていたのに、授乳しても、抱っこしても何をしても泣き止まない。最終的には疲れて寝た感じのよるがありました。その日以降、1日目よりはひどくないけど、いままでより夜泣きが増えた感じがしていました。

泣いている子

当時、ベビーマッサージの試験をまじかに控えていて、相棒の人形相手にベビーマッサージを練習していました。講師の先生に夜泣きの話をしたら、お子さんにベビマできてると聞かれて、あまりできていなかったことに気づかされました。それ以降、練習も子供の機嫌がよいときは、子供の身体を借りて練習するようにしたら、すぐに以前の状態に戻りました。その時、ベビーマッサージが夜泣き・睡眠の質の改善につながると身をもって感じました。

 

 

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