妊婦で足がつる、ずっと痛いの対処大丈夫?原因と鍼灸師の対策予防

妊娠中のケア

鍼灸マッサージ師の足がつった時の対処法と足つり防止のセルフケアの方法をお伝えします。一番のおすすめは治療院などで施術を受ける事。ですがコロナ禍での外出に不安がある妊婦さんも多い。そんな方には旦那さんにマッサージを覚えてもらうという手もありますよ!

 

Contents

妊婦になったら、足がつる。ずっと痛い時の対処

妊娠中の話だけでなく、足以外でも、体のどこかがつった場合は、まずそこの筋肉をすぐ伸ばして下さい!ストレッチです!すぐするかしないかで、そのあっとずっと痛いか、繰り返すかがわかれます!

反動を使わず、つった痛みがおさまるまで伸ばして下さい。

足がつった時にするストレッチ

あしがつる・こむら返りも痛いですが、伸ばし始めはまた違った痛みがでます。硬い筋肉を伸ばされている痛みですが、そのあとすぐ落ち着きます。よく痛いのをじっと耐えたり、さすって耐えている方がもいらっしゃいますが、まずはすぐ伸ばすという事を覚えておいてください。

ただ、つってる時は立ち上がるのも大変ですよね。立ち上がらず、またお腹が大きな妊婦さんでも、負担なく筋肉を伸ばせる、ストレッチの方法も後ほどご紹介していきます。

 

妊婦さんで足がつる原因は?なぜそのままにするとずっと痛いの?

足がつる、こむら返りとは、筋肉に急激な収縮やけいれんが起こっている状態です。過度な収縮やけいれんをそのままにしておくとその場所の筋肉が硬くなり、ひどいと痛みが発生したりします。

そして、足がつる原因にはいくつかあります。

 

足がつる原因1、筋肉の疲労

沢山歩いたり、長い間立っていたりなど、いつもより筋肉を使った時、筋肉が疲労し、足がつりやすくなります。
なので、そんな日は予防としてお風呂上りにストレッチをしておくとよいでしょう。

 

足がつる原因2、水分・ミネラルの不足

ミネラルと言われるのはマグネシウムやカルシウム、ナトリウムなどの事です。なので、汗をかきやすい時期、水だけを補給するよりはマグネシウムなどのミネラル入りの飲み物、例えばスポーツドリンクや麦茶などの方が、足がつるのを予防するためにはよいと思います。このミネラルは筋肉や神経の調整をしていると言われているので、つりやすい人は、マグネシウムの多く含まれる、海藻類や豆類を食事に取り入れてもよいかもしれません。

 

足がつる原因3、冷え 

冷えですが、こむら返りは就寝時の朝方に多く見受けられます。気温が下がる朝方に、気が付いたら足だけ布団から出ていたなんて事が起こりやすいので、レッグウォーマーなどを使って足が冷えないように工夫したり、普段から足が冷える方は冬場は湯たんぽなどを使用する事もおすすめです。お風呂に入ったらすぐ寝るなどもよいですね。

 

妊婦になると足がつるという人が増える理由は?

上記のような理由に加えて、妊婦さんはだんだんと重たくなるお腹で下半身の血流が悪くなるので、足がつりやすいと言われています。またお腹が重くなれば、足への負担も増えるので、足の筋肉も疲れやすくなります。

妊娠中は出産のために靭帯を緩めるようなホルモンが多くでているため、骨盤のバランスが崩れる為とも言われています。

産後の骨盤はゆがみやすい

そんなホルモンの影響もあり、妊婦になると、いろいろなところに、凝りや張り、痛みを感じることも増えてきます。そんな時はマッサージなど身体全体のケアをすることもお勧めです。それが足がつる事の予防へも繋がっていきますし、出産後始まる体力勝負の子育てのお身体の準備にもなります。

 

妊婦の足がつる。痛みが強く、ずっと痛い・むくみが強い時は要注意

足がつった時と同じような痛みがでる場合で注意しなければならない中に、血栓塞栓症があります。血管塞栓症は、血管の中に血のかたまりができ、それが血流にのり動脈をつまらせる事です。そのつまらせる場所が肺の場合は生命に危険を及ぼす可能性もありますので、足がつったわけでもないのに痛い、強い浮腫みや痛みがなかなか取れない方は検診で医師に相談してみてください。

 

妊婦になって足がつる。ずっと痛いとならない為の一番おすすめの予防対策!

冒頭でもお話ししたように、足がつった時、ずっと痛いとならない為にはストレッチが大切です。また、その時だけでなく普段からストレッチをして筋肉の循環をよくしたり、柔軟性を上げておくことも予防対策につながります。

 

妊婦のつりやすいふくらはぎのストレッチ

妊婦さんの足がつる場所で一番多いのがふくらはぎ。でもお腹が大きくなってきている身体で、こむら返りが起きても、痛いしすぐ立ってラジオ体操のアキレス腱伸ばしをするのは大変ですよね。
そこで用意して頂きたいのがフェイスタオル。タオルを使ってこんな風に伸ばしましょう↓。

足がつるのを改善、ふくらはぎのストレッチ、

足のつま先に近いほうにタオルをひっかけて、自分の方に引くだけ。横向きで寝たまま、おこなっていただいても伸びれば大丈夫です。ご自身の一番楽でお腹に負担を感じない状態でおこなって下さい。膝が曲がっていると伸びにくい場合があるので注意してください。
妊婦さんが足がつる場合。夜、寝ている時が多いので、枕元にタオルを用意しておくと、こむら返りになったらすぐ使えます。

 

妊婦ですねがつる人向けのストレッチ

足がつる場所はふくらはぎだけではありません。すねや足裏、足の甲がつる方もいらっしゃるかと思います。

基本的にはつってしまっている方向と逆にするとストレッチになります。
すねは正座で伸びます。更に手を後ろについて、膝をあげるともっと伸びますし、足の甲も伸びます。

足がつる人へのおすすめストレッチ、すねと足の甲

正座で膝をあげるのはお腹が圧迫される可能性もあるので、妊婦さんは正座だけにしておきましょう。

足の裏(足底)がつった場合は下の写真の様に、正座の姿勢から足の指だけ立てれば足裏が伸びます。

妊婦の脛がつった時のストレッチ

つってしまっている時はつりが落ち着くまで行い、その後は30秒伸ばして、30秒休憩というのを数回行ったほうがよいでしょう。普段から予防対策で上記のストレッチをおこなっていただく事もおすすめです。予防で行う場合は、なるべくお風呂上りの循環が良くなっている時に30秒反動を使わず伸ばすようにしてください。痛いのを我慢するのではなく、気持ちいいところで伸ばして下さい。特につって2,3日は、筋肉が硬くなっているので、毎日行うことをお勧めします。

 

妊婦で足つる時に、おすすめの足裏ほぐし!

足がつってしまう時、その場所を揉みほぐしたくなりますよね。ただ妊婦さん自身でも、足がつる時期は妊娠後期が多いので、大きなお腹で実際につった場所を自分でマッサージするのは大変ですよね。足がつる場所で多いのは膝下の筋肉。そのほとんどが足の裏にくっついてきます。なので足の裏の筋肉をほぐすことも足つり、こむら返りの予防対策にお勧めです。
足裏は硬い場所なのと、自分の手で押すと疲れたり指が痛くなってしまいやすいので、ゴルフボールやテニスボールを使って下の写真の様に筋肉をほぐすとよいですよ。

足裏のセルフマッサージの仕方
椅子に座って、足の裏でコロコロ転がすのもいいですし、痛気持ちいい場所にボールをあて、少し体重をかけるようにしてもよいでしょう。こうすれば、前かがみになりすぎないように注意すればお腹も安心。

 

足がつりやすい人は足首、あしの指を動かしやすくすることもおすすめです!

ストレッチやマッサージ以外にもおすすめの事があります。

足のゆびでじゃんけんできますか?足首や足回りの筋肉が硬いと、関節の動きが悪くなっていることが多いです。まずはつま先を天井に向けるようにあげたり、下げたりゆっくり動かしましょう。

慣れてきたら、足の指が開くかゆっくりと確認してみましょう。少しづつ足の指を動かすことから始めグー、チョキ、パーするようにするとよいでしょう。足首や足の指を動かすことによって、周りの筋肉が柔らかくなったり、足の循環改善にもつながります。

足がつる時に効果的な体操

全然開かない方や足の指を開こうとするとつりそうという方は、足の指にマニュキュアを塗る時に使うスポンジなどでたまに開いてあげることから始めてもよいと思います。足の指の間に自分の手を入れる事からスタートしても良いでしょう。慣れてきたら、間に入れた手をぐるぐる回してあげてもよいと思います。

 

足がつった時、湿布を使う時は注意が必要です

身体のどこかが痛くなった時、湿布を使われる方も多いかと思いますが、妊婦さんには使ってはいけないと言われているものもあります。湿布を使いたい方は、妊婦検診の際ドクターに相談するか、薬剤師さんのいる薬局でのご相談されて、妊婦さんでも大丈夫なものを使われるとよいと思います。

 

鍼灸師的な妊婦さんの足がつる、ずっと痛い時におすすめのセルフケアはお灸

鍼灸師なので、足がつる時におすすめのツボもお伝えします。

 

足がつる時のおすすめのお灸の場所

お腹が大きくなるとセルフマッサージは大変なので、お灸もおすすめです。

妊婦の足がつる対策に有効なツボ

上の画像を参考にして下さい

①足三里(あしさんり)
 ※胃腸の疲れも整える。
 膝のお皿のすぐ外側のくぼみから指4本下がったところ。

②三陰交(さんいんこう)
 ※安産のツボとも言われています。
 内くるぶしの中心から指4本上がったところ。骨の後のきわ。

③湧泉(ゆうせん)
 足のつま先からかかとまでの約1/3にできるくぼみのところ。

④承山(しょうざん)
 かかとからアキレス腱にそってふくらはぎの上の方にあがっていき、アキレス腱から筋肉に変わるへこみ。

これ以外にも、実際に痛みがあるところにお灸をして頂いてもよいです。

お灸の種類ですが、初めての方は熱さの弱めのものがよいかと思います。ドラックストアでも売ってます!

妊娠中だとにおいに敏感になる方も多いので、そんな方には下記の煙やにおいが少なめのものがおすすめです。

 

 

妊婦で足がつって辛いけど、コロナ禍で外出しにくい。そんな時は旦那さんケアにしてもらおう!

いろいろなセルフケアをお伝えしてきましたが、やはり一番のおすすめは、マッサージを受ける事。しかしこのコロナ禍、足がつりやすいのは出産までまでもう少しの妊娠後期。だからなるべく外出は減らしたい。もう少し我慢しよう。でそんな妊婦さんに、旦那さんやご家族にふくらはぎのマッサージを学んで頂ける動画コンテンツを作成中しました!セルフケアももちろんおすすめですが、できればお腹の大きな妊婦さんには出産までゆっくり過ごしてほしい。ストレッチものせていますので、夜中足がつった奥さんへの応急処置のやり方も分かります!残り少ないマタニティライフを夫婦で協力して心地よく過ごしましょう!

【旦那さんが妊婦の奥さんにするふくらはぎのマッサージのやり方動画】

時間:約45分

料金:3000円

※こちらの動画は妊娠16週以上の方で、妊娠の経過が良い方におすすめです。担当の医師へふくらはぎをマッサージしてもらってもよいか確認してからご購入いただくとよいかと思います。

動画の内容が少しだけ見られる、サンプル動画作りました↓

\旦那さんにマッサージ覚えて欲しい方はコチラ↓/

 

妊婦の足がつる。私のずっと痛い・つりそうなど、違和感をすっきり改善させたこと

宇都宮が近い方は、ぜひ私の施術を受けに来てください♪

鍼灸マッサージという仕事柄、私も妊娠中、足がつってからは上記の様な事を行っていました。それからはずっと痛いという事はなく、つらずにもすんでいたのですが、違和感やつりそうな感じは正直残っていました。その違和感が消えたのは、足圧リンパケアという施術を受けてからです。

足圧(そくあつ)とは足のうらを使って身体をもみほぐしてくれるものです。

そのやり方の一つであるリンパケア。このリンパケアを受けてから、足の違和感、つりそうという感覚がなくなっただけでなく、それまで感じていた足の冷えも感じなくなりました。以来出産まで、定期的に足圧リンパケアを受けながら身体全体をほぐしてもらっていました。お陰様で、それ以降は出産まで、足の問題に悩まされずにすみました。

それだけではなく、実は一人目は切迫早産気味だった私。当時は初めての妊娠・出産だったので、何もわからず鍼灸マッサージ師なのに、自分の妊婦の体のケアはほとんどしていませんでした。でも2人目の時は、1人目、切迫気味になったこともあり、妊婦さんの身体・施術方法などを勉強し、身体のケアは妊婦さんにもに必要という事を実感したので、積極的に身体のケアをしていました。お陰で出産1か月ちょっとまえまでデイサービスや施術の仕事もして、出産3日前まで講習会にも参加するほど元気な妊婦で出産を迎えることができました。

妊婦さんでも身体の不調があれば、それを我慢する必要はありません。安定期になりお医者様の了承をへて、マッサージなど身体のケアをすることを私は自分の2人の出産の経験からお勧めします。

産後、私と同じように足のつりで悩む妊婦さんの力になれればと、足圧リンパケアの施術も学びました。あの血液やリンパが一気に流れるような不思議な感覚、そして施術後の身体のポカポカここちよい感じを皆さんに味わって頂ければと思います。

妊婦さん向けリンパケアの施術場所

妊婦さんには抱き枕を使って、横向きでのマッサージをしていきます。痛いケアではなく心地よいケアを心掛け、足圧を使ったリンパケアに加えて、国家資格であるマッサージの施術も加えながら、身体全体の循環を良くするようにマッサージしていきます。お子様と一緒に来院できるよう、おもちゃもご用意しておりますので。上のお子様連れでもご来院頂けます。栃木県内でしたら、出張ご相談下さい!

ママが辛いより、ママが楽になった方がお腹の中の赤ちゃんもきっと嬉しいし、心地よくすごせるはず!

 

宇都宮で妊婦さんで足がつる、ずっと痛い時にプロのマッサージを受けたい方へ!

妊娠後期になると産後に向けて睡眠時間が減って行きます。そんな大事な睡眠時間を、毎日足がつって起こされるのは辛い。出産、育児に向けて、寝られる今、寝ておきましょう!

足のつり、冷えの改善に効果的な、足圧でのリンパマッサージと身体全体の循環改善を図る手でのマッサージを組み合わせたコースです。

また、足がつる以外に腰痛や肩こり、逆子の治療の鍼灸など受けたい方は下記メニューの60分か90分がおすすめです!

 ※出張料金の詳細は治療院メニューをご覧下さい→こちら

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妊婦さんが快適なマタニティライフを送れることを願っています。

 

 

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